◆◆【言いたい放談】日本の衰退、その危機感の無さこそ恐ろしい[R1/10/17]
.https://www.youtube.com/watch?v=GKCbLMvwCHY
◆ そういえば習主席、国賓で20年春来日
◆中国国家主席の来日は12年ぶりだそうで
◆外交に長けた安倍総理はそのことを百も承知
◆ただし、ことスパイに関しては日本にスパイ防止法がなく
◆拙著「日本人の知らないスパイ活動の全貌」
(前半)』クライン孝子 AJER2019.4.10(5)
https://www.youtube.com/watch?v=fCd0pAQ9stI
より

06 見事なり、イスラエルの対米諜報
―米海軍犯罪捜査局分析官―
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◆そういえば
習主席、国賓で20年春来日 日中両政府調整
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46429920R20C19A6MM8000/?n_cid=SPTMG002
 とのこと。
◆中国国家主席の来日は12年ぶりだそうで、世界政治に長けている中国のこと、国際社会における中国の存在を計算して、
あらゆる印象操作工作を、この機会を絶好のチャンスと
捕えて仕掛けてくることは間違いなく、日本側としてはそれに動じないしたたかな対中国戦略を準備し、対応することです。
◆外交に長けた安倍総理はそのことを百も承知で用意周到に準備されておられると思いますが・・・
◆ただし、ことスパイに関しては日本にスパイ防止法がなく、
*北大教授を中国当局拘束 スパイ容疑?過去に防衛省勤務
https://www.asahi.com/articles/ASMBL6K86MBLUHBI03B.html?iref=comtop_8_07
のような事件では、中国のベテランスパイは日本国内で
野放しにされているだけに逮捕するなど不可能!
 従って拘留中の中国スパイと交換する発想など
皆無!
 こうした悲惨かつ無防備な事態に直面しているだけでも、悲しいかな、いかに日本外交が中国に不利であるか!
容易に想像が付くというものです。

というわけで、
◆拙著「日本人の知らないスパイ活動の全貌」
(前半)』クライン孝子 AJER2019.4.10(5)
https://www.youtube.com/watch?v=fCd0pAQ9stI
より

06 見事なり、イスラエルの対米諜報
―米海軍犯罪捜査局分析官―

■イスラエルには世界中に政治仲間がいる
ユダヤのことわざに
「一つの噓は噓である。二つの噓も噓である。
三つの噓は政治である」というのがある。
私がこのことわざを知ったのは、かれこれ二十年前、
あるユダヤ人ジャーナリストと、
確か当時私が所属していたジャーナリストクラブの
「カフェ」で歓談していた時だった。
話題がスパイに及んで、私が
「何だかんだといってもイスラエルのスパイ活動って
アメリカの協力なしにはスムーズには
行かないのではないの」と尋ねたところ、
「いや、イスラエルには世界中にユダヤ人
という政治仲間がいるから、その辺は心配に及ばない」
と言い、かのことわざを私に紹介してくれたからだ。
そういえば、米英仏中露国連常任理事国+独の六カ国、これに日本が加わりイランとの間で、
核問題に関する最終合意に達
二〇一五年七月十四日のことだった。
一方でこのイラン核合意にはイスラエルが深く
絡んでいることも忘れてはならない。
何しろ、イスラエルの首相ネタニヤフにあっては、
核合意の四ヶ月前(二〇一五年三月三日)、
急遽、渡米し、オバマ大統領の頭越しに
いきなり米議会でイランとの核合意絶対反対を表明し、
〝必要〟とあらば、イスラエルは単独でも何らかの〝行動〟を起こす覚悟があると恫喝して見せた。
 そもそもこの問題の発端とは二〇〇一年九月十一日の
米同時多発テロ事件後翌年、
イランにおいて核兵器開発疑惑が発覚したからで、
イランが「平和利用が目的」と弁明するのに対し、
米国は、頑なに軍事用=核兵器開発を疑って
不信を露わにしたからだ。
なぜなら、米国は一九七九年に発生した「イラン革命
その延長線で展開された「イラン米大使館人質事件」
での屈辱を決して忘れていない。
とはいえ、今回だけはオバマとて、イランとの合意カードを切り捨てるわけにはいかなかった。
理由は中東における過激派「ISIS(イスラム国)」台頭で、しかも彼らの当面の狙いはシリア制覇にあり、このシリアにイスラム国家樹立が成功すれば、次は間違いなくイランに触手を伸ばしてくるからで、そのためオバマ政権としては何としても、急遽イラン抱き込み戦略が必要不可欠だったのだ。ところがイスラエルときたら、ことイランに関しては頑として一歩たりとも引く気がないという。
 そこで、オバマ側は一計を講じイスラエルならぬ
ネタニヤフをなだめるディール(ホワイトハウスは
にはこのディール説を否定?)を実施することにした。
そのディールだが、オバマ政府は突如、
イランと核最終合意成立からかれこれ
週間経った二〇一五年七月二十八日のこと
イスラエルのスパイとして
米国政府重要直轄機密情報を同国へ流した罪で
終身刑を言い渡され、米国内で服役しているジョナサン・ポラード受刑者(当時六十歳)の仮釈放を、
今年中に実現する」と、イスラエルに通達したのだ。
仮釈放日も決まった。
彼が逮捕されてからちょうど三十年目に当たる
十一月二十一日、というより二十一日は
土曜日で休日であることから二十日に釈放するというのだ。

■イスラエルで英雄に
そのポラードとは一体何者か
彼はテキサス州生まれでユダヤ系アメリカ人である。
スタンフォード大学卒業後、
もともとスパイになりたくて最初
CIAに応募したが不採用となり、
米海軍犯罪捜査局で分析官として勤務することになった。
時は一九八四年のこと、この年米国では「ロサンゼルス・オリンピック大会」が開催されるとあって、多くのアメリカ人はこの祭典準備にうつつを抜かしていた。
そんなある日、ポラードはニューヨークのユダヤ人婦人科医師主催パーティでイスラエル空軍のエースパイロットのアヴィエム・セラ大佐に近づき話しかけた。話の内容とは、

ー中略ー

その後、妻とともに一九八五年十一月二十一日に逮捕されたポラードは、裁判で事実について全て認め、終身刑を言い渡されている。妻は、懲役刑を受けたが、健康上の理由で釈放されイスラエルへ移住していった。このポラード夫妻逮捕のニュースをいち早くキャッチしたセラ大佐も、FBIの追及の手が及ぶ寸前、米国を去り、テルアビブ行きのエルアル航空機に搭乗しニューヨークを後にしている。
 一方、イスラエル政府はといえば、当初、ポラードとの関与に関して頑として否定し続けていた。ところが、それまで、一貫して、ポラードの関与を認めず、「知らぬ、存ぜぬ」でしらを切ってきたイスラエル政府が、ポラード服役十年目の一九九五年に、本人がイスラエル市民権を申請したとたん、即、彼に市民権を与えたばかりか、その三年後一九九八年には、ポラードがイスラエルのスパイであること、同時にスパイ活動をしている間、彼に報酬を支払っていたことを公に認めた。そればかりか、以後、イスラエルは、国民サイドで積極的に米国にポラード釈放を働きかけたばかりか、二〇〇七年には、当時イスラエル右派政党「リクード」党首だったネタニヤフが渡米し、獄中のポラードを訪ね、接見したうえ、「自分が首相になった暁にはポラード釈放実現に力を尽くす」と約束をしている。
にもかかわらず、釈放はかなわず、日の目を見なかったのは、米国ではクリントン政権のテネット中央情報局(CIA)長官、ブッシュ政権のチェルニー副大統領とラムズフェルド国防長官など米国の諜報機関に深く携わってきた重要人物が、ポラード釈放に首を横に振り続け、強く反対したといわれているからで、それほどポラードのスパイ行為は米国にとって痛手は大きく、長らく、米国の誇りを傷つけることになったのだ。
一方、逆にイスラエルにとっては、ポラードは英雄だった。何しろ、彼はいっとき米国を震え上がらせる重要機密情報を、新しく彼の祖国となったイスラエルに流し、国のために尽くしてくれたのだから。
いやご立派! その執拗かつ強かな国民一体意識には舌を巻く。どこかの国の誰かさんにその爪のアカでも呑ませたい。こう思うのは私だけだろうか。

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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
45余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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1)https://www.asahi.com/video/articles/ASMBN54QYMBNUEHF001.html?iref=comtop_video_01
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英議会がEU離脱採決を先送り、ジョンソン首相は延期要請拒否
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英政府、10月末離脱の構え崩さず 延期要請書面に首相署名せず
https://jp.reuters.com/article/britain-eu-idJPKBN1WZ0RA

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