◆ 新年あけましておめでとうございます。
 今年もどうか一匹オオカミ=ヒネクレモノのクライン孝子をどうかよろしくお願いもうしあげます。
◆◆ゴーン日本脱出に複雑な国際政治
◆◆「米イラン対立」=イランの背後に露中の陰
◆そうした状況を先読みした日本!
◆ジブチに中国海軍基地が間もなく完成
◆さっそく河野防衛相 派遣拠点のジブチ訪問 
◆いずれにしても今回のイラン・アメリカの緊張
◆英国のEU離脱が昨年12月中ごろに最終決定したことから
というわけで、
ヒントの1部として、
◆拙著「日本人の知らないスパイ活動の全貌」
(前半)』クライン孝子 AJER2019.4.10(5)
https://www.youtube.com/watch?v=fCd0pAQ9stI
並びに
ベッラさんのブログより
https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/fccc4fb2fb8b9b82c645da51715f027f

<<16 対仏略奪戦に勝利したイギリスの過去その3
―EU脱退の真相
===================
 
年末から年始にかけて日本では
◆◆ゴーン日本脱出に複雑な国際政治
https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000736.html?word_result=%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%89%8D%E4%BC%9A%E9%95%B7&utm_int=all_header_tag_003
 一方、世界では
◆◆「米イラン対立」=イランの背後に露中の陰
https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000820.html?word_result=%E7%B1%B3%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E5%AF%BE%E7%AB%8B&utm_int=all_header_tag_001
 が発生!
 国際社会において緊張が高まり、すわっいよいよ中東にて戦争開始かと緊張感が高まっている中、
 ◆そうした状況を先読みした日本!
1)日本政府、中東への自衛隊独自派遣を閣議決定 「調査・研究目的」で武器使用せず
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/12/post-92026.php
2◆)つい最近、アフリカの軍事の入り口と称されているジブチには中国海軍基地が間もなく完成することもあり、。
https://www.excite.co.jp/news/article/EpochTimes_49931/
 ◆河野防衛相 派遣拠点のジブチ訪問 自衛隊「中東派遣」決定受け
https://www.fnn.jp/posts/00429681CX/201912290607_CX_CX
 は正解であり、こと国際情報把握おいて日本も捨てたものではない!との確信を、当地ドイツのその筋では分析しています
 
◆いずれにしても今回のイラン・アメリカの緊張ですが、
裏面に目を向けますと、その昔、中世に始まった
英仏による百年戦争からの敵対関係が今日に到っても
尾を引いている。そんな気がしてなりません。
◆英国のEU離脱が昨年12月中ごろに最終決定したことから、実はかの国の諜報機関裏面工作として、再び、アメリカの背中を押して国際社会の緊張感に手を貸しているらしいとのウワサが
チラチラ、流布されているからです。

 というわけで、
ヒントの1部として、
◆拙著「日本人の知らないスパイ活動の全貌」
(前半)』クライン孝子 AJER2019.4.10(5)
https://www.youtube.com/watch?v=fCd0pAQ9stI
並びに
ベッラさんのブログより
https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/fccc4fb2fb8b9b82c645da51715f027f

<<16 対仏略奪戦に勝利したイギリスの過去その3
―EU脱退の真相―

■米国の間接的西欧支配に「待った!」
第二次大戦が勃発したのは一九三九年九月一日のこと。
これを受け二日後の九月三日、
英仏両国は同時に対独宣戦布告を行っている。
とはいえ、英仏両国は一方で水面下にあって、
目に見えない形で、陰険な覇権争いを行っていたのも
事実である。
その原因たるや、
最初はフランス側にあると言われた。
この国が、一九四〇年の緒戦段階において、
はやばやとドイツに降伏し(というよりも
「見せかけていた」という説もある)、
以後一九四四年六月六日、連合軍が
ノルマンディに上陸するまで、
ペダン元帥率いる親ナチ・ヴィシー政権下に
あったからだ。
これに抵抗したのがド・ゴール将軍だった。
彼は直ちに英国へ亡命し、
反ヴィシー政権の陣頭に立って指揮を執ることにした。
もっともそれゆえに、
英国は彼を全面的には信用していなかったようで、
英国の諜報機関からスパイ嫌疑を掛けられ、
要注意人物扱いにされていたらしく、
その証拠に戦時中に頻繋に、開催された
ルーズベルト・スターリン・チャーチル首脳会談
において(一九四三年一月のカサブランカ会談を除き)、
全てカヤの外に置かれてしまった。
そればかりか、
ド・ゴールは事あるごとに大英帝国エリート・カゼを
吹かせ誇り高いフランス人を傷つける
英国人気質に辟易していた。
そのド・ゴールが英国をあとに凱旋将軍として
パリ入りしたのは、
米軍によるパリ解放の翌日一九四四年
八月二十六日のこと。
その彼の耳にいきなり飛び込んできたのが、
一つは米国ブレトン・ウッズで、
当時四十四カ国が参加し戦後の通貨体制を
検討する会議が開催され
結果、金本位制にもとづく固定相場制が
大英帝国の金・ポンド体制から、
金・ドル体制に代わること。
二つは、それまでジュネーブに本部を構えていた
「国際連盟」を封鎖し、代わりに
「国際連合」設立が決まったこと。
三つは、何とこれらの機関の本部が
全てワシントンとニューヨークに設置されること
になったこと。
そればかりか、四つは、ヨーロッパが
東欧と西欧二つの陣営に分断され、
東西ドイツがその分岐点となったことを理由に、
急遽、フランス抜きの米英カナダ三カ国秘密会談が
行われ、一九四八年六月十一日、
ワシントンにて大西洋条約を締結し
を発足させたというニュースだった。
何だ、これではこの戦争で一人勝
米国による欧州復興支援という名の間接的実効支配
ではないか。
となれば話は違う。
手放しで米国よ、大歓迎とは行かないからで、
早くもフランスを含め一部の西欧諸国では
その真意をはかりかねて疑心暗鬼になっていたのだ。
そうした中で、流石、怜悧でかつ狡猾なフランス! 
「はたっ」と膝を打ち、思いついたのが、
実はドイツとの和解工作だった。
かつて三度の激戦で血を流し憎みあった
仏独隣国同士である。
この両国が今度は、何と過去の怨念を全て
忘却の彼方に押しやり、目前に迫っている
米国の間接的西欧侵略に「待った」をかけ、
阻止しようというのである。
その立役者が、
実はドイツ系フランス人R・シューマンなる
人物だった。

ー中略ー

■英国のEU離脱のわけ
この忠告に耳を傾けたのがド・ゴールだった。
彼は直ちに当時の西独首相アデナウアーに接触し
和解を申し出た。
そればかりか、同時に西欧復興のために
お互いに協力しようと誓い合うことにした。
当時、(西)ドイツは敗戦国として孤立無援、
近隣諸国から爪弾きにされ、
針のムシロに座っている最悪の状況にあった。
それだけに、このフランスの願ってもない
オファーに一も二もなく飛びついた
(のはいうまでもない)。
かくして、一九五二年、欧州石炭鉄鋼共同体、
さらに一九五八年には欧州経済共同体と、
欧州原子力共同体
(註:ドイツはフランスに原子力エネルギーを
含む核兵器ノウハウを提供し、お陰でフランスは
一九六〇年、米ソ英に次ぐ核兵器所有国となった。
その見返りに、ナチス犯罪で追及を恐れた
多くのドイツ兵を仏外人部隊として引き取ったという説あり)を仏独伊、それにベネルックス三国と共に設立した
 
ー中略ー

翌一九九三年、「欧州連合=EU」として発足、
欧州は一つにまとまることになった。
と喜んだのも束の間、
何と二〇一六年六月二十三日、
英国がEUを離脱すると宣言したのだ。
もっともこの一連の英国EU離脱ドラマだが、
ヨーロッパ大陸、
EU先導国仏独両国の国民の反応は実に
クールで、多くは、次のように分析する。
あの英国という国は、我々が、
戦後の荒廃で地獄に落ちたと同様の苦難に
直面していた時代、『寄らば大樹の陰』とばかり、
体よく米国のトラの威を借りて腰巾着役を
巧みに演じながら、
英国王室を売りに旧植民地を『コモンウエルス』化し、
その特権にありついて甘い汁をすっていただけ
ではない。
第二次大戦後のあの爆発的な石油ブームに則って
『セブン・シスターズ』
(米国五社、オランダ+英国合弁一社、英国一社)
なる石油カルテルを彼らで独占し、
暴利を貪っていた。
ところが、その石油メジャーの専横的独占に
怒りを爆発させた産油国が、一九六〇年、
石油産出国の利益を守る石油輸出国機構=OPEC
中立国オーストリアのウィーンに本部を置いて
設立した。
そのとたん石油メジャーの衰退が始まった。極め付きは

ー中略ー

これに音を上げた英国は、なりふり構わず、
この年、EUの扉をたたき、EU入りを果たしてみせた。
何よりも一九七三年といえば、ド・ゴールが
亡くなって三年目にあたり、
ちょうど時期的にもベストタイミングだったのだ。
何しろド・ゴールは生前、しきりにEU入り工作を
仕掛けてくる英国を、その都度、
「あの国だけは絶対、入れない」と断言していたからだ。
そのド・ゴール死後三年目にやっとかなった
EU加盟で、最初はEUに協力的だった。
ところが一九七五年に北海油田が発見されるや、
英国は再び強気になり、
何かにつけて難癖を付けてEU批判を展開しはじめた。

以下略 >>
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◆◆「神と人間道」ミュンヘン在住永冶ベックマン啓子
http://d.hatena.ne.jp/eschborn/20180121/1516539025
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
45余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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中東訪問へ「準備進める」 安倍首相
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020010400278&g=pol
刑事司法は人権を保障、ゴーン被告逃亡正当化の余地なし=森法相
https://jp.reuters.com/article/ghosn-minister-justice-idJPKBN1Z404C
法相、出国手続きの厳格化を指示 ゴーン被告の海外逃亡受け
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020010501000649.html

「ばかげた戦争はしない」 トランプ氏 方針維持できるか 司令官殺害で試される手腕
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200104-00000027-jij_afp-int.view-000
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トランプ、イラン革命防衛隊司令官殺害は「戦争をやめるため」 ハメネイ師「厳しい報復」警告
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*Irakisches Parlament fordert Abzug von US-Truppen
http://www.msn.com/de-de/nachrichten/politik/irakisches-parlament-fordert-abzug-von-us-truppen/ar-BBYDef7?li=BBqfUd5&ocid=UP97DHP
*Europäische Raumfahrt startet neue Forschungsmissionen
http://www.msn.com/de-de/nachrichten/wissenundtechnik/europ%c3%a4ische-raumfahrt-startet-neue-forschungsmissionen/ar-BBYEw3D?ocid=UP97DHP

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