◆◆国際社会を騒がせることになった一連のコロナ細菌戦!
 この戦争勃発で此れまでの、少なくとも第二次世界大戦以後75年にわたって常識化してきたる国際価値観が、かなり変革する。
◆その典型的な出来事の一つが
◆◆それまでタブー視されてきた日本防衛分野において、何と<<安倍晋三政権は 
◆◆実はハンガリー生まれのハンガリー系ユダヤ人の投資家
ジョージ・ソロス氏が
◆その彼だが既に2017年の時点で、業界筋では
◆*ファーウェイ、英国に研究・製造拠点 1300億円投資 ?
◆*香港から未知の英国へ逃れるべきか
◆◆ こうした中で英国の得手勝手に腹を据えかねた
*ヘンリー王子、
◆◆「日本人の知らないスパイ活動の全貌」
(前半)』クライン孝子 AJER2019.4.10(5)
https://www.youtube.com/watch?v=fCd0pAQ9stI
並びに
ベッラさんのブログより(氏とはいろいろと意見は異なりますが、私は氏を高く買っています)
https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/fccc4fb2fb8b9b82c645da51715f027f

15 対仏略奪戦に勝利したイギリスの過去2
------------------------------------------------------------
◆その典型的な出来事の一つが
1) 陸上イージス停止で自民党内に「敵基地攻撃論」浮上! “憲法守って国滅ぶ”では本末転倒…識者「そうした姿勢が北朝鮮などへの抑止力になる
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/200624/plt20062420000007-n1.html
◆◆それまでタブー視されてきた日本防衛分野において、何と<<安倍晋三政権は、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画停止を受けて、国家安全保障会議(NSC)で今年夏、「安保政策の新しい方向性」について徹底的に議論する。北朝鮮は「日本列島を核爆弾で海中に沈めるべきだ」と公言し、現在30~40発の核弾頭を保有するとみられる。ミサイル技術も急速に向上させている。自民党内には、国民の生命と財産を守る抑止力として「敵基地攻撃能力」の保有を検討する声がある。「憲法守って国滅ぶ」では本末転倒だ。現実的で具体的な防衛政策を探った。>>
2)流行の黒幕説として、ビル・ゲイツ氏、新型コロナ陰謀論の標的にされる中
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200520040087a&g=afp
◆◆実はハンガリー生まれのハンガリー系ユダヤ人の投資家
ジョージ・ソロス氏が
新型コロナの大流行は、資本主義の未来にとって何が起きるか分からない「かつてない出来事」 ——
https://www.businessinsider.jp/post-212751
と発言。
◆その彼だが既に2017年の時点で、業界筋では
*気をつけろ!ジョージ・ソロスの
「アメリカ売り」が始まった
米国株「6月暴落」説は本当か
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/51961
といった発言の影響もあってか、今年の5月には
英国内で、次世代通信規格「5G」から中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)を排除すべきだとの声が高まっていたにもかかわらず、その舌の根も乾かぬ今や
◆*ファーウェイ、英国に研究・製造拠点 1300億円投資 ?
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60820400W0A620C2000000/
とか・・・
 加えて2020年6月30日
「中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法」成立後
◆*香港から未知の英国へ逃れるべきか。『国安法』で揺れる香港市民
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53385794?xtor=AL-72-%5Bpartner%5D-%5Bjb.press%5D-%5Blink%5D-%5Bjapanese%5D-%5Bbizdev%5D-%5Bisapi%5D
(中国が発表した「香港国家安全維持法」 その内容は?
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/post-93827.php

 のなか、英国は
*香港。富裕層、海外移住を視野に『ゴールデン・ビザ』取得。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-49929909
 彼ら富裕層らは歓迎するものの、
 あとは
*若者は資格なし? 英国民になれる香港人の条件とは
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93617_2.php
 
◆◆ こうした中で英国の得手勝手に腹を据えかねた
*ヘンリー王子、植民地支配下の人種差別に言及「不快でも過去を受け入れなくてはいけない」
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a33220204/prince-henry-commonwealth-200707/
とか
 
◆◆「日本人の知らないスパイ活動の全貌」
(前半)』クライン孝子 AJER2019.4.10(5)
https://www.youtube.com/watch?v=fCd0pAQ9stI
並びに
ベッラさんのブログより(氏とはいろいろと意見は異なりますが、私は氏を高く買っています)
https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/fccc4fb2fb8b9b82c645da51715f027f

15 対仏略奪戦に勝利したイギリスの過去2
―ナチスの誕生―

■大英帝国に対して強敵が
ヨーロッパで一人勝ちだったはずの英国に強敵が現れたのは十九世紀半ばである。ドイツ・プロイセン王国が、それまで群雄割拠で地方の小国にすぎなかった近辺の諸侯に呼び掛け、関税の壁を撤廃する「ドイツ関税同盟」(一八三四年)を実施し、これが好評を博し、発令二十年後の一八五四年には何とオーストリアを除くすべての周辺諸国が加盟するに至ったのだ。
その勢いたるや、やがて十八世紀から始まった産業革命先進国英国を凌駕するまでになり、これに自信をつけたドイツは、鉄血宰相ビスマルクのもと一八六四年対デンマーク戦争、一八六六年に対オーストリア戦争、さらに一八七〇年には、対仏戦争を仕掛け三連勝した。以後、押しも押されぬ欧州三大強国の一つとして一目おかれるようになったのだ!!
その勢いを借りて、次の標的を大英帝国に定めて、一つは石炭に代わる次世代=二十世紀の石油エネルギー利権掌握を目指し、中東に睨みが利くオスマントルコ帝国に接触し、バグダッド鉄道の敷設権と沿線開発の権益を確保し、3B政策(ベルリン=ビザンチン〈現イスタンブール〉=バグダッド)に着手した。
実はこれが英国の3C政策(ケープタウン=カイロ=カルカッタ)と正面衝突することになってしまったのだ。当時、世界一を誇る諜報機関を要し、睨みを利かせていた英国である。直ちに「アラビアのロレンス」として、後世その名を世界で広く知られることになった英国軍人トーマス・E・ロレンスを現地に潜伏させ、オモテ向きは考古学者としてアラブ人の信頼を勝ち取るなか、傍ら、彼らを煽動し、バグダッド鉄道破壊工作を仕掛けた。
そもそも、石油開発の元祖は米国で、一八五九年、エドウィン・L・ドレークなる人物が、油田を掘り当て、これに目を付けたジョン・D・ロックフェラーが、一八七〇年、「オハイオ・スタンダード石油会社」を創立したからだ。
この情報をいち早くキャッチした英国では、一九〇八年、ウィリアム・ダーシイがイラン油田開発に成功するや、即、イランの6分の5に値する石油採掘利権を獲得した。この情報を聞きつけたドイツも、これぞ絶好のチャンスと、油田開発に乗り出したというわけだ。
二つは奴隷ビジネスが一段落したアフリカでは、植民地先進大国の次の標的はアフリカ大陸領地分割と資源収奪にあった。中でも、その先頭にあって、熾烈な分捕り戦を繰り返していたのが英仏両国で、スーダンでは一八九八年、「ファショダ事件」にて英国の大陸縦貫政策とフランスの大陸横貫政策がぶつかり、一触即発の緊迫状態に追い込まれたものだった。
ところがその英仏両国が、一九〇四年、「英仏協商」を締結し、和解するに至ったのである。英仏の闘争といえば、フランスの王位継承をめぐる中世(一三三九年の英国による宣戦布告から一四五三年のボルドー陥落まで)百年戦争にさかのぼり、以後、約五百年余り、「犬猿の仲」にあったはずだった。その両国が仲直りするというのだ。俄かに信じられないだけに、「腹に一物あり」の接近であることは誰の目にも明らかだった。しかしそれにしても、この心境の変化! 両国の間に一体、いかなる状況が生じたのか。
ウラを返せばこれは英仏両国によるドイツ牽制策だったのだ。遅まきながら「新航路」開拓なる積極的海外進出をもくろみ、敵対し攻撃してくるドイツに、これまでの両国のアフリカ並びにアジア植民地獲得競争による敵対関係はとりあえず横において、まずはドイツの台頭を押さえようというのだ。
とりわけフランスは、例の普仏戦争でドイツに勝ちを譲ったトラウマがあり、これ以上ドイツが実力を発揮し、フランス領域侵入を企てるなどあってはならないことだったからである。結果、起こるべくして起きた戦争が一九一四年七月二十八日に始まった第一次世界大戦だった(と多くのドイツ歴史家は分析している)。

■ドイツの意地
この戦争においては戦闘機や潜水艦、毒ガスといった新兵器が開発されたばかりか、ドイツがオーストリア・オスマン帝国・ブルガリアなどの国を味方につける中、一方、敵方の英仏両国には露米日伊が加担したばかりか、大量の植民地兵を徴集し白人部隊の弾除けにするなど、それまでの馬と兵士と鉄砲による戦いと異なり、戦争の形態を一変させた初の世界大戦だった。
この約五年にわたった戦いが、ようやくドイツの一方的な降伏宣言で終結したのは一九一八年で、翌一九一九年には二度とドイツを強国にしてはならぬという誓いのもと、連合国、とりわけフランスは領土割譲、潜水艦所有並びに戦闘機製造禁止を含む軍備縮小強制、巨額賠償(最後の返還期日は、何と二〇一〇年九月、六九九〇万ユーロ=約八〇億円だった)をドイツに課した。
その上英仏両国は独全植民地(英仏両国に比べれば僅少)を没収したうえ、オスマントルコの領土を収奪して線引きし山分けにしてしまった。そればかりか、目障りだったロシア、ドイツ、オーストリア帝国が崩壊してしまったこと。
英国はもとより、これまで英国に先を越されっぱなしでホゾを嚙んでいたフランスにとっても、笑いが止まらない実に実のある戦いだった(に違いない)。一方、ドイツはこの負け戦によって、丸裸になってしまった。負け戦だっただけに血も涙もない仕打ちに遭うのは当然の帰結であったとはいえ……。
当時、そうした様相を阿川弘之氏が著作『井上成美』に、次のように記述している。「自分〈=井上成美〉が初めて欧州に在勤したのは、〈第一次〉世界大戦の直後で、平和条約実施要員を命じられ、ドイツの非武装化、武器破壊処分の監督にベルン〈=スイス〉へ出掛けていったが、戦争に負けるもんじゃない。ドイツ人たちは、『今に見ていろ、今に見ていろ』と呪いの言葉を吐きながら、自軍の武器を叩きこわしていた」
だからといって、いつまでも呆然と立ち尽くしてはいられない。こうした「負け」をもたらしたからには、気を取り直し再建に立ち向かうしかなかったからだ。そう覚悟し立ち上がり始めたドイツ人!
そんな矢先だった。一九二九年、ニューヨーク株式取引所における株価大暴落で一瞬にして世界同時恐慌が発生し、ドイツはたちまちハイパーインフレに襲撃され再び窮地に陥ってしまった。
当時十三歳の少女だった姑は、生前、苦い思い出のある紙幣を金庫から取り出し、私に見せながらこう語った。
「たった一切れの肉を買うのにこの五〇〇億マルク札、それも印刷が間に合わなかったらしく裏側が真っ白でね。そのお札を財布に入れて肉屋の前で長い列を作って並んだものだった。しかもその肉の値段が刻々と変わり、後列の者が肉を買うときには二倍から三倍に値段が跳ね上がるものだから、いつも、買い物かごにお札を詰めたままで買い物に出かけた」と……。
ここが持つ国と持たざる国の大差でもあるのだが、英仏など植民地大国では、ブロック経済によって、当座の苦境を切り抜けることが可能だった上、フランスやベルギーは、これまさにドイツイジメの絶好のチャンスとばかり、賠償支払いの延期を懇願するドイツを無視し、その代償にドイツ領の一部を占領している。
こうしたなかで、絶体絶命の窮地に追い詰められたドイツ! ことわざにある「窮鼠猫を嚙む」ではないが、「なにくそ! ここまで追い詰めるつもりか。それならドイツにも意地がある」とばかり、火に油を注ぐ勢いで憤怒を露わにし独裁者ヒトラーを担ぎあげることでナチスの誕生を許し、第二次世界大戦へと突入してしまった(とこれは私も含め多くのドイツ人は口にこそ出さないが、思っている)。結果、再び、ドイツは負けてしまった。
もっとも、この戦争ではあろうことか、先の第一次世界大戦と異なり、戦勝国になったとはいえ、植民地大国英仏両国にとって、思いがけない事態が起こってしまった。ことここにきてこれまで数世紀にわたって拡張に次ぐ拡張傾向にあったはずの英仏による世界植民地支配体制が、各地で独立ラッシュ機運が起こり、あたかもドミノ倒しのように崩壊の道をたどることになったからだ。
しかも、この英仏植民地大国に代わって第二次世界大戦後の最大強国として世界に睨みを利かせ始めたアメリカはかつて英国の植民地だったこと、この皮肉な歴史を忘れてはなるまい。

===========================
◆◆「神と人間道」ミュンヘン在住永冶ベックマン啓子
http://d.hatena.ne.jp/eschborn/20180121/1516539025
-------------------------------------------------------------------------

◆◆西部先生ゼミナール、クライン孝子の巻
http://s.mxtv.jp/nishibe/archive.php?keyword=%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E5%AD%9D%E5%AD%90

クライン孝子から見えてきた事
http://blog.55fujix.com/shacho_blog/4622
========================

◆安倍昭恵氏よりご丁寧なお礼のお手紙を頂戴しました拙著
==敗戦国・日本とドイツ 戦後70年でなぜ差がついたのか=

ドイツ在住45年余のノンフィクション作家、渾身の直言。
http://books.rakuten.co.jp/rb/13452098/
http://bookmeter.com/b/4396615361
=============================
◆あけのうた雅楽振興会代表理事 はせくらみゆき
http://www.akenoutagagaku.com/
========================================
◆仲良しの永冶ベックマン啓子さんよりお知らせです。
ドイツ 最新栄養学の無料メール・講座の案内です。

正しい情報に出会えば、今まで不可能と思われていた事が起きたり、出来
るようになり、健康な日常生活を取り戻すことが可能です。
http://german-sup.com/mail/
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

チャンネル桜二千人委員会入会のお薦め
http://www.ch-sakura.jp/579.html
他紙より面白い産経紙購読のお薦め
http://reader.sankei.co.jp/reader/

小堀 桂一郎 (著) [靖国神社と日本人 ]
https://www.amazon.co.jp/%E9%9D%96%E5%9B%BD%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA-PHP%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B0%8F%E5%A0%80-%E6%A1%82%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4569601502/ref=dp_return_2?_encoding=UTF8&n=465392&s=books
曽野綾子著
「群れない」生き方 ひとり暮らし、私のルール
https://books.rakuten.co.jp/rb/16185999/
曽野綾子著『イエスの実像に迫る』
http://kairyusha.co.jp/ISBN/ISBN978-4-7593-1482-3.html
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
半世紀余りの体験を生かし、現地よりレポートします。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

・ 上記につきクライン孝子名抜きのメルマガの転載・発言は固く
 お断りいたします。
(なお「クライン孝子」および「クライン孝子の日記」
と明記されていれば、転載・発言は大いに結構! 歓迎いたします)

メールはこちらへ  E-mail: takakoklein1939@gmail.com
メルマガ発行者: クライン孝子 (フランクフルト在住 )
==================================

コメント